ウイーン歴史地区は2001年に世界文化遺産に選定されました。
いよいよ最後の日のウイーン観光となりました、今日も朝日が昇り良い天気です、先ずは駅から見えていた駅前の教会に行きます、道が分からなかったのですが、その方向に歩いていく人の後について細い工事用フェンスの間を入っていったら教会の横にでました、正面屋根のマリア像が朝日を浴びて綺麗です、教会を出て前の道路を曲がると、そこは駅前でした、地下鉄の切符を買ってU3で、お決まりのシュテファン寺院へと向かいました、シュテファンプラッツを出ると目の前です。
ケルントナー通りを散歩しながら、何処かの横道にミュージアムショップの看板があるはずだと探したのですが見つかりませんでした。
その後、前回工事中で入れなかったカプツィーナー教会に入ります、ハプスブルグ家の霊廟ですが、横の小さな入り口を入ると机をひとつ置いただけの受付に修道士の方が座っていました、チケットを買って地下に降りると大きな棺が幾つもあります、結構広く中学生くらいのグループも見掛けました、前回はこの地下室を工事していたのでしょうか、出てからは市内を巡りながら南駅へ向かい、オイゲン公が建てたベルベデーレ宮殿に入りました、南駅前の上宮から入って庭園を散歩しながら下宮に下りていきましたが、なだらかに下っていく庭園からはウイーンの市街が見渡せていました。
今日も日差しが暑いくらいです、中心部の方角に歩いていくとカールス教会の裏に出てきました、中に入ると、たまたま修復の最中のようで、天井まで足場が組まれていてエレベータで昇れるようです、めったに無い事なので、さっそく昇ってみましたが、すごく高く感じて狭い仮設の足場と併せて怖いくらいです、重量制限が表示されています、ちょうど下りてくる人とすれ違うと、素晴しいと言っています、どんどん昇っていきました、ドーム天井のてっぺんに描かれている鳩をこんな近くから見たのは初めてです、下からでは、ほとんど分からない大きさですから、また、修復中のロットマイヤーの周りの絵画も素晴しいものでした、こんな機会はめったに無いですね。
教会前の公園には多くの人達が出ています、その後、カールスプラッツ駅舎を回ってオペラ座からケルントナー通りへと戻ってきました、話の種にと伊勢丹に寄ってみたのですがあいにく閉まっていました、王宮の方へ回って、パラヴィチーニ宮の前では警備の人がトランシーバーで連絡を取り合っていました。
どこでも最初訪れたときは何でも新鮮に目に入りますが、2度目3度目になると、この前見たし、となって新鮮さが失われるように感じます、同じ所でも、まだまだ見ていない場所も多いし、見方を変えれば又見えるものも違ってくるはずでしょうが、ちょっと今日は準備が足りなかったようにも思います、添乗員付きのツアーと違って個人旅行では事前の準備が大事だと思いました、長い旅行になり疲れも溜まってきたのでしょうか、気候も予想以上に暖かく、後半は暑い位の毎日でした。