シチリア島からチュニジアを巡る旅  


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     チュニス(ラ・グレット)出港 Tunis - Palermo

 

 いよいよチュニスともお別れですが、ここでは、11日の午後に下調べの為に訪れたラ・グレットの街と、13日に再びグリマルディのフェリーでパレルモに向かった時の様子を纏めました。

 チュニスの港は、TGMで、市内のチュニス・マリン駅から2つめです、ラ・グレットと名が付く駅がいくつかあるようですが、フェリーポートだと言うと、切符の裏に650と書いてきました、小銭を手のひらに載せて差し出すと、説明しながら取っていきます、2つ目の駅だよ、と教えてくれました、マリン駅を出ると、堤防の上をしばらく走って行きます、建設中の高速道路の下に事務所らしい建物が見えてきたら、日本語のスローガンが掲げられていました、帰りには、大きな鯉のぼりが、はためいているのに気が付きました、こんな処でも日本企業が活躍しているようです。

 

 

駅からメイン通りに出てきたら、ここにも大統領が。

 

 

 

 

 

 

 

レストラン ル・シャレ Le Chalet

 

 

 

”地球の歩き方”に載っていると見せたら、
サービスしてくれた、突出しの類でしょうか?

 

 

 

 

高いミナレットが美しいモスクです。

 

スペインの要塞(カラッカ)跡

 

 

 

 

ここが港の入り口です。

 

 

 

街の方向には、ここにも大統領が。

 

海岸通りのカフェ。

 

 

 

浜辺では漁とりの準備、後始末かな。

 

 

 

 

 

街中の警察署、手前のパトカーはフランス車。

 

 

 

ラ・グレットの駅です。

 

 

13日(日)チュニス〜パレルモ

 チュニス出港は、日曜の11時なので、ゆっくりと港に向かうつもりでしたが、チェックアウトの際にカードがエラーになってしまいました、暗証番号を入力した後、少し時間が掛かって、エラーになります、フロントの人は、だいじょうぶ、通りには銀行もあるから、とか言っていますが、日曜だから銀行もやっていないだろうと、あせりました、とりあえずATMを探しに出ました、ホテルの近くのATMは、以前、祝日の際に作動しなかったから、ブルギバ通りまで出て、ホテル・アフリカに向かいました、道路に面しているATMにカードを入れると、普通に動いて、一安心です。

 日曜の朝という事もあり、人通りも少なく、歩いて港に向かう人は、他にはいないようです、どこがグリマルディ社の事務所か分からないので、近くの建物に入っていき、来る時にくれた書類を手に、列の後ろを、うろうろしていると、他の乗客が、ここではないと、建物を出て、この通りの先だと教えてくれました、ここは、フランス行きの船会社だそうです。

 荷物を引いて、さらに歩いて行くと、見覚えのある広場に出てきました、来る時にタクシーに乗った広場です、着いた時は真っ暗でしたが、記憶を呼び戻して、スロープを上って建物に入ると、マネーチェンジをした窓口がありました、早速手持ちのチュニジアン・ディナールをユーロに交換して、出国審査の列に並んで、と進んで、船に乗るところまで来て、どうやら船会社に寄らないで来てしまったようです、でも、そういうお客はいるのでしょう、予備のカードを取り出して処理してくれました、その後レストランフロアーのフロントに寄って、乗客カードを作ってもらいました。

 

 

 

タクシー乗り場です。

 

このスロープで建物に入ります。

 

 

 

 

グリマルディ社の SALERNO 来た時と同じ船です。

 

 

 

大量の車が置かれています。

 

 

 

SNCM社の MEDITERRANEE が入港してきました。

 

 

 

自分だけで、上手く接岸するものなのですね、
この船は真横に移動しています。

 

Louis Cruise Lines のクルーズ船 ORIENT QUEEN

 

 

 

 

一度行き過ぎてから、再び戻ってきました。

 

 

 

隣の狭いスペースに、上手く接岸します。

 

気が付いたら、港を出るところでした。

 

 

 

 

360度水平線です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チュニスの出港も、又、時間になっても、なかなか動きません、いつまでも車の積み込みが続いています、お昼を回っても、動き出す気配もありません、船内に戻ると、レストランが開いているので、昼食としました、気が付くと、外の景色が動いています、慌ててデッキに出てみると、もう港を出るところでした。

 出港してすぐには島影も見えたのですが、その後は、水平線しか見えない海原で、すれ違う船も、まったく無い船旅です、出港時の遅れは、航海中に取り戻すのかと思ったのですが、それは、正確な時刻表に慣れた私だけのようで、陽が沈んで暗くなり、到着時刻になっても、延々と走り続けています、今、どの辺りを走っているのかと、気を揉むのは、飽きてきた私だけのようです、結局、出港時の遅れは、そのまま、到着時刻の遅れとなったようです、メインゲートも閉められていたので、遠回りをして、道路に出て、タクシーに、ぼられて、ようやくホテルに着いたのは、真夜中をまわる頃になっていました。

 

 

パスポートに押されたスタンプも舟のマークです。


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