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 12月21日(日) パリ市内散策

 

 朝食の後早速市内に向かいますが、やはりホテルがCDG1の駅前ですから、RER線が便利です。

 でも、この路線ちょっと今ひとつですね、日曜の朝だからか空いていたのですが、女の子がひとり各座席を回って何かを置いていきます、我々の前にも置いていきました、よく分からないので知らん振りしていましたが、暫らくすると又回収にまわって来ました、何なんでしょう。

 今日は快速では無く各駅停車でした、空港線ではあるけど庶民の生活路線でもあるようで黒人の乗客が多いようです。

 

 

 

 

 

 リュクサンブールで降りて公園に入りましたが、ジョギングをしている人が次々に走って来ます、宮殿前を歩いて横に回ると美術館になっていました、セキュリティチェックを受けて中に入ると大勢の人達で込み合っています、絵は興味が無いのでよく分かりませんが。

 

 

 

 

 外に出るとオデオン座は工事中のテントに覆われています、歩いていくとサン・ジェルマン・デ・プレ教会が見えてきました、パリ最古のロマネスク様式の鐘楼だそうです、入ると、ここにも季節柄キリスト誕生のお飾りが出来ていました、何処でもそれぞれに考えられた情景です。

 

 

 

 

 

 広いサン・ジェルマン大通りをアンヴァリッドの方に向かって歩いて行ったのですが、日曜日という事もあってか大変静かで閑散とした大通りでした。

 途中でパッサージュに寄ったりして道が分からなくなりました、この辺りは大きな建物が多いですね、政府の関係のようですが。

 大きな教会が見えてきたのは、聖クロティルド・バジリカ聖堂でしょうか、大きなバラ窓と共にステンドグラスが素晴しいものでした、昔からのものでしょうか、それとも修復でしょうか。

 

 

 

 

 教会を出てから、裏の道に戻って歩いていくとアンヴァリッドの横に出てきました、先の方にはエッフェル塔も見えています、ロープン・トゥールの2階建てバスが走っているのは観光名所だからですね。

 

 

 

 

 その後、エッフェル塔に向かって歩き始めたら、パラパラと雨が降り始めてきましたが、たいした降りにはならずに塔の下までくると、大勢の観光客と物売りで混雑していました。

 エレベーターに昇る列に並んで、しつこく言い寄る物売りを無視して、ようやく窓口に到達すると、又団体さんの切符を買う人が割り込んできて待たされてしまいました、何処でも団体さんは平気で割り込んで窓口に話掛けてきますが、窓口の人も普通に対応して何枚も印刷し始めますから、こういうものなんでしょうか。

 独特の脚にそって昇り降りするエレベータで第2展望台まで昇ると観光客でいっぱいです、だんだんと夕暮れで暗くなり始めたので、暫らく待つと塔ではフラッシュが点滅し始めて周りの景色も明かりが輝き始めました。

 

 

 

 

 しばし夜景を鑑賞してから、もう一度シャンゼリゼ通りの夜景を見ようと凱旋門に向かいました、道路の真ん中で両側から車に挟まれてシャンゼリゼ通りの夜景を、観光客が何人も写真に収めていました。

 この前と同じ様にRER線に乗り換えて空港に向かったのですが、車内で地図を見ると、この路線は二股に分かれています、この列車は何処行きだったのか分かりません、不安になって向かいの黒人の女性に、空港に行くのか聞いてみると英語が分からないのか、後ろを振り向いて何やらしゃべりだすと、ややあってから大丈夫だと頷いてくれました、次の駅で彼女達も含めて多くの乗客が降りていくと、車内放送があって空港行きだと告げていました、ほとんど空いてしまった車内は空港の利用客だけが残ったようです、沿線住民の生活路線と共存しているわけですね、空港行きの快速電車を選べば良かったのかも。


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