2002.Dec. Denmark/Copenhagen
          & Germany/Munchen のクリスマス  


  戻る                                    7日へ

 12月6日(金) 世界遺産のクロンボー城

 

 クロンボー城は、2000年に世界文化遺産に選定されました。

 朝、目を覚ますと奥さんが日本語で電話を掛けていました、日本との時差を考えると、こちらの朝一番が、なんとか日本の夕方にあたり日本の三菱銀行に事情を説明しているようです、パスワードは本人が分かっているわけだから口座が使えるようになれば良いわけです、本人確認の為にカードの直近の使用内容を伝えたそうですが、おかげでなんとかカードが使えるようになったようです、サポートセンターの担当の方も、ありがとうございました、奥さんの気転でなんとか通常の旅行が続けられそうです。

 という事で、今日はヘルシンゴーにある世界遺産のクロンボー城に行きます、駅に行って先ずはATMにカードを入れて、お金が出てきた時はホットしました。
 (一件落着ですが後日トラブルはまだあるんです)

 窓口に行き切符を買うと、3ゾーンの10回券をくれて5回機械に通せと言っています、ひとり 120Dkr でした、ホームに降りると黄色い刻印機は見付かったのですが、切符の入れる方向が良く分からなかったので、近くにいた制服の運転手さんに聞くとすぐに手にとって機械に入れてくれましたが、最初の機械はうんともすんとも、隣の機械に移るとガチャンガチャンと動きました、行きに5回帰りに5回で10回券という事ですね。

S電車の終点までです、空いている車内でのんびりと郊外を走っていきます、海が見えたりして一時間ほどでヘルシンゴーの駅に到着しました、隣のホームには流線型の丸い新型の電車(ジーゼルかな)が止まっています、反対側のホームには古い昔の型の電車も止まっていて対照的です、レンガ造りの歴史のある駅舎を出ると広場の向かいにはフェリーが泊まっていて対岸のヘルシンボリはもうスウェーデンです、信号機が鳴り出すと先程の新型電車が路面電車のように道路の端を走ってきました、行き止まりのホームの様子でしたが、一部はこの先の郊外に線路が続いているようです。

 

ヘルシンゴーの駅

駅舎です 

 

クロンボー城にもツリーが

ヘルシンゴーのお店の看板

 

 

 道路の向かいの広場では朝市が開かれていました、花屋さんには、いろいろな種類の花が並んでいます、市内に入り、市庁舎を過ぎて隣の教会には帆船の模型が吊り下げられていました。

 港が見えてきて、線路に沿って歩いていくとお城への道に出てきました、我々の他には歩いている人も見掛けませんが、すぐに入り口の案内がありました、駐車場には観光バスが一台停まっていますが観光客の姿は見掛けません、要塞の門を潜って北翼に向かうと部分的に道路工事が行われていました、入り口まで来ると、もう海で砲台があって対岸のヘルシンボリの街が見えています、フェリーが行ったり来たり行き交っています。

 チケットを買って中に入ると地下通路は暗くて歩きにくいです、照明が見えてきたらホルガー・ダンスクの座像でした、シーズンになると込み合うのでしょうが今の時期は観光客もまばらで空いています、その為かこの時期に補修の工事をしている所が多いようにも思います、中庭を挟んで向こう側には王家の礼拝堂があります。

 街に戻ってくると大通りには酒屋さんが幾つもあります、どうやら対岸のヘルシンボリからフェリーで買出しに来ているようです、ビールをケースごとカートに乗せて引いている人もいます、肉屋さんの店先のワゴンでは大きな鰻の燻製を見付けました、レストランの店先にはデンマークの国旗の下に太ったコックさんのディスプレーがメニューを持っています、文房具の店の上には子供のキャラクターのディスプレーが、楽しい飾りが多いですね、帰りには今晩用にワインを買って帰路につきました。


 戻る                                   7日へ