2002.Dec. Denmark/Copenhagen
          & Germany/Munchen のクリスマス  


  戻る                                   10日へ

 12月9日(月) オーバーアマガウ/リンダーホーフ城

 

 

 

  トラブル続きで
   上の一枚しか写真が
     ありませんでした。

 

 今日は近郊のオーバーアマガウからバスがあればリンダーホーフ城まで行く事にしました、駅の窓口でオーバーアマガウ往復2人で 21EUR 何かの割引チケットのようです、ICなどの特急列車はダメだと念を押されてホームへ向かいます、行き先別の時刻表が並んでいるので一枚もらうと、毎時ごとにRBがあるようで、次は9時ちょうど発 RB5409 ミッテンワルド行きでムルナウ乗り換えです、駅を出るとすぐに幹線から離れて郊外を走り一時間ほどで到着、RB71669 が接続していて、だんだんと山の中に入って行くと雪が残っています、大変な事になるかと思いましたが山を越えて村に入ると雪も消えていました、オーバーアマガウに着く手前の駅の辺りからフレスコ画の描かれた家が目に付くようになって来ました。

 オーバーアマガウは行き止まりの駅で、通りを進んで橋を渡ると街の中に入るようです、街に行く前に先ずは駅前のバス停でリンダーホーフ城まで行くバスがあるのか探しました、よく分からないので、着いたバスの運転手さんに聞いてみると乗れと言います、このバスでは無いようですが、街の中の停留所まで連れて行ってくれました、しかし時間になってもバスは来ないで、そのうちにバス停前の学校?から子供達が集まってきましたが、それでもバスが来る様子はありません、先程のバスで切符を買っているので待つこと1時間ようやくバスはやって来て子供達と一緒に乗り込みました、暖房の音はするのですが冷え切っていて暖まりません、あちこちに停まって子供達を降ろしてから、乗客は我々だけになり、ようやく公園の入り口に着きました、一応帰りのバスの時刻表を見てから歩き始めました。

 

 

 ちょうどレストランがあったので入ってみると、お客はいないようですが席に案内してくれました、セットメニューが2人で 21EUR とビール 5.8EUR 2人で合計 26.8EUR でした、食事をしている時に、もう一組お客が現れましたが、閑散としていました、そのあと土産物屋かと思いチケット売り場を見逃して、さらに工事中の足場に囲まれたリンダーホーフ城を通り過ぎて歩いてしまいました、雪は積もっていないのですが凍りついた木々が真っ白になっていて幻想的な風景を楽しめましたが。

 戻ってきてチケット売り場を見付けたのでチケットを買って再びお城に、8名程でガイドツアーに出発、玄関ホールは明るさが足りなくて今ひとつでしたが、2階はどの部屋も装飾が素晴らしいものでした、終わって出てきたら、もう帰りのバスの時間だったので急いでバス停まで戻りましたがバスは影も形もありませんでした、寒い中を暫く待っていたのですが一向に来る気配もありません、待っているのは我々だけで途方にくれましたが、暫くすると車が停まって老夫婦がオーバーアマガウまで乗せてくれました、親切にありがとうございます、バスが来ないのだと言っても言葉が通じたのか通じないのか?日本人だという事は分かったようです、街の中の観光案内所で降ろしてくれましたが、ほんとうに親切がありがたかったです、やはり車でないと、冬はバスでは無理なようです。

 もう、暗くなりだして街の中を見る時間も無いようなので駅に向かい、着ていた電車に乗り込みました、出発して間もなく電車は停止してしまいました、アナウンスはあってもドイツ語は分からないし、先程検札に来た貫禄のある車掌さんが戻ってくるので、何があったのか聞いてみたが、英語は苦手なようです、暫くすると隣の車両から女子学生のような人を連れて来て、彼女が英語で説明してくれました、線路に木が倒れてきて通れないようです、この電車は折り返しで、バスの代替運行になるとの事です、運転手さんが後ろに入れ替わって電車は戻り始めました、駅に着くと何人かの乗客は何処かに歩いて行きましたが、我々は今日中にミュンヘンに戻れれば良いかと、残った乗客と共に真っ暗になった駅前でバスを待ちました、少し待たされましたが、やがてバスがやってきて、各駅ごとにお客さんを降ろしながらムルナウの駅まで運んでくれました、先程の彼女にお礼を言って別れて、次のミュンヘン行きを待ちました。

 ちょうど乗り込んだ2階は喫煙席だったので後から若い人が大勢乗ってきて満席になってしまいました、煙が臭いので1階に下りてドアの近くに移り座っていると、次の駅では女性の車掌さんが乗ってきました、ドアが閉まると隣の車両から男の子がひとり走ってきて、ぶつかりそうになります、車掌さんすかさず切符のチェックですが、男の子はきちんと停まって切符を見せていました、みなさんきちんと乗っているのですね、その後車掌さんは、こちらはチェックしないで隣の車両に行ってしまいました。

 


 戻る                                   10日へ