ちょうどレストランがあったので入ってみると、お客はいないようですが席に案内してくれました、セットメニューが2人で
21EUR とビール 5.8EUR 2人で合計 26.8EUR
でした、食事をしている時に、もう一組お客が現れましたが、閑散としていました、そのあと土産物屋かと思いチケット売り場を見逃して、さらに工事中の足場に囲まれたリンダーホーフ城を通り過ぎて歩いてしまいました、雪は積もっていないのですが凍りついた木々が真っ白になっていて幻想的な風景を楽しめましたが。
戻ってきてチケット売り場を見付けたのでチケットを買って再びお城に、8名程でガイドツアーに出発、玄関ホールは明るさが足りなくて今ひとつでしたが、2階はどの部屋も装飾が素晴らしいものでした、終わって出てきたら、もう帰りのバスの時間だったので急いでバス停まで戻りましたがバスは影も形もありませんでした、寒い中を暫く待っていたのですが一向に来る気配もありません、待っているのは我々だけで途方にくれましたが、暫くすると車が停まって老夫婦がオーバーアマガウまで乗せてくれました、親切にありがとうございます、バスが来ないのだと言っても言葉が通じたのか通じないのか?日本人だという事は分かったようです、街の中の観光案内所で降ろしてくれましたが、ほんとうに親切がありがたかったです、やはり車でないと、冬はバスでは無理なようです。
もう、暗くなりだして街の中を見る時間も無いようなので駅に向かい、着ていた電車に乗り込みました、出発して間もなく電車は停止してしまいました、アナウンスはあってもドイツ語は分からないし、先程検札に来た貫禄のある車掌さんが戻ってくるので、何があったのか聞いてみたが、英語は苦手なようです、暫くすると隣の車両から女子学生のような人を連れて来て、彼女が英語で説明してくれました、線路に木が倒れてきて通れないようです、この電車は折り返しで、バスの代替運行になるとの事です、運転手さんが後ろに入れ替わって電車は戻り始めました、駅に着くと何人かの乗客は何処かに歩いて行きましたが、我々は今日中にミュンヘンに戻れれば良いかと、残った乗客と共に真っ暗になった駅前でバスを待ちました、少し待たされましたが、やがてバスがやってきて、各駅ごとにお客さんを降ろしながらムルナウの駅まで運んでくれました、先程の彼女にお礼を言って別れて、次のミュンヘン行きを待ちました。
ちょうど乗り込んだ2階は喫煙席だったので後から若い人が大勢乗ってきて満席になってしまいました、煙が臭いので1階に下りてドアの近くに移り座っていると、次の駅では女性の車掌さんが乗ってきました、ドアが閉まると隣の車両から男の子がひとり走ってきて、ぶつかりそうになります、車掌さんすかさず切符のチェックですが、男の子はきちんと停まって切符を見せていました、みなさんきちんと乗っているのですね、その後車掌さんは、こちらはチェックしないで隣の車両に行ってしまいました。